接客業が苦手な人へのアドバイス

初めてのアルバイトは、誰しも緊張するものだと思います。特に、接客業だと、気恥ずかしかったりで、なかなか慣れることができないなんてこともあります。普段から人と話すのが苦手な人だと、なおさら接客業に対する抵抗が強いのではないでしょうか? 今回は、苦手とする人が多い接客業について考えていきたいと思います。

どうすれば接客が上手くなるのか? 言ってしまえば、次の3つを意識することです。

1)笑顔

当然のことながら、仏頂面で接客している店員より、笑顔で接してくれる店員の方が話していて気持ち良いです。普段はあまり笑わないとしても、アルバイト先では切り替えて、常に笑顔でいること、それだけでお客さんは良い印象を持ってくれると思います。

2)元気

お客さんと話すときは、お客さんの目を見て、元気にハキハキ話しましょう。しかし、”元気に”というのは、話すときだけのことではありません。他の作業をしているときでも、背筋を伸ばし、早歩きでテキパキ行動することも、”元気”につながると思います。接客ということに意識がいきすぎて、他の作業がいい加減にならないように気をつけていきましょう。

3)礼儀

適切な言葉遣いや立ち振る舞い、細やかな気配りができないと、お客さんに不快感を与えてしまうかもしれません。研修の中で、細かい言葉遣いなどを注意してもらえるので、メモをとって身につけましょう。

私が接客業のアルバイトをし始めたときに、先輩によく言われたのが、

はじめはミスして当たり前

ということです。「研修中という名札を付けているんだから、少しくらいミスをしたって大丈夫」という言葉で、気が楽になったのを覚えています。あまり固くならず、リラックスして業務に臨むようにしましょう。

しかし、どんなに長い期間働いても、接客というものに慣れることができないという人もたくさんいると思います。何とか踏ん張って、そのアルバイトを続けるという道もあります。しかし、そこを辞めて、他のアルバイトを始めるという道は、果たして逃げでしょうか? 最大限努力して、自分にはどうしても合わないと思った場合、他の職場を探すのも選択肢の一つであるということを理解しておいてほしいと思います。

ここまで、接客業のアルバイトについて考えてきました。はじめのうちは、緊張してしまう人も多いと思いますが、社会に出たとき、接客業で培ったものは、非常に役に立ちます。ぜひ、社会人になる前に、一度経験してみてはいかがでしょうか?