一年中毎日決まった時間に届く新聞。その裏には新聞配達員の活躍があります。
新聞配達の仕事は朝刊も夕刊も配達する時間が決まっているので勤務時間の変動が少ないです。いつも決まった時間に働きたい人にはおススメのアルバイトです。朝刊の勤務時間は地方によって変わりますが、午前3時から午前5時が多いです。早朝の勤務ですが早寝早起きの習慣がつくので規則正しい生活を送ることが出来ます。また、体を動かすことにもなるので健康にも良い仕事です。どんなに長くても朝には終わる仕事なので、日中の時間を有効活用することも出来ます。
新聞配達員は新聞配達だけが仕事ではありません。午前2時50分頃出勤したらまずは自分の配達担当地域の部数を確認します。新規に読者が増えたり、旅行などでの購読止めがあり日々部数の増減があるからです。午前3時になると朝刊を積んだトラックが販売店の前に到着します。到着したトラックから従業員総出で朝刊の束を降ろします。その束を袋から開けたら朝刊にチラシを挟む作業です。最近は機械で行うこともありますが、欠かせない作業です。チラシをはさみ終えると配達順に朝刊を並べる作業です。販売店では一紙のみならずスポーツ紙など複数の新聞を扱っている場合もあります。これらもまとめて配達順に並べます。自分の担当する配達区域の新聞を整理できたら配達に出発です。配達は新聞を入れる家や銘柄を確認しながら順路表に沿って配達します。配達する家は一軒家以外にもマンションやアパートといった集合住宅もあります。新聞は一度で全て積みきれない場合もあるのでそのときは一度販売店に新聞を取りに戻ります。配達が終了したら販売店に戻り新聞が溜まっていた家を報告して勤務終了です。
新聞配達の仕事は屋外での作業です。そのため天候の影響を受けます。どんな天気であろうと新聞を届ける必要があり、暴風雪の日でも仕事が休みになることはありません。大変に感じることもありますがその分忍耐力が鍛えられます。
給与は配達する部数によって変わる歩合制を導入している販売店が多いです。配達できる部数が増えると給与も増えます。配達以外にも集金や営業の仕事もやればさらに上がります。一方で時給制を導入している販売店もあるので勤務時に確認しましょう。